絵画買取のギャラリーホープ

 

リヒター

Gerhard RICHTER

 

1932年、ドイツに生まれる。

東独から西独に亡命したドイツのスーパーリアリスト。

アンフォルメルの画家カール・オットー・ゲッツに学ぶ。

スーパーリアリズムは、極度の写実、つまり写真という、じつは虚構をもう一度極度に写実的に造形しようとする試みである。リヒターも、この写真という明晰な虚構に立ちながら、焦点のあってないものや写真のブレを正確に写しとることによって、別次元の視覚体験を主張、表現している。彼は観光写真、絵葉書、ポルノ写真、ポスター写真などの擬似的な事実を「まこと」にすりかえるため、没個性的にぼかしたり、ねじったりして、隠れた内部を写しとろうとする。フォトエングレービングやアクアチントを使った彼の版画も、既成の視覚体験の外に人を誘う。