絵画買取のギャラリーホープ

 

ジャスパー・ジョーンズ

Jasper Johns

 

1930年

アメリカ、ジョージア州に生まれる。

1958年

レオ・キャステリ・ギャラリーにて個展開催。
第20回ヴェネツィア・ビエンナーレに出品。

1960年 

ホイットニー・アニュアルに出品。

1968年 

カッセル・ドクメンタ4に出品。

1970年 

<全版画1960−1970展>開催。ニューヨーク近代美術館ほかを巡回。

1977年   

<ジャスパー・ジョーンズ回顧展>開催。ホイットニー美術館、ポンピドー美術館、西武美術館など、世界各国を巡回。

1986年  

版画展開催。ニューヨーク近代美術館のほか、ヨーロッパ、日本を巡回。

1988年

第43回ヴェネツィア・ビエンナーレで大賞受賞。

ジョーンズの初期の仕事は、国家・標的・数字・地図といった二次元的記号の本来の意味を剥奪しつつ、二次元平面に置き直すものであった。そこではフォルムなり色彩なりに還元する純粋抽象の絵画とは異なる方法で、絵画の構造の問いただしが意図されていた。又、絵画も日常の事物と等価であるという認識は、50年代末には懐中電灯と電球、60年代に入ってはスプーンとほうきなど、現実の事物のキャンパス上での併置をもたらすが、それはデュシャンによるレディメイドの思考の戦後的継承ともいえるだろう。
更に、荒々しい筆致による描く行為=『絵画』であることの強調には、アクション・ぺインティングからの意識がうかがわれる。この時期のジョーンズのこうした仕事は、抽象表現主義からポップ・アート、ミニマル・アートへの架橋と位置づけられている。
彼が版画を手掛けはじめたのは1960年から。彼の作品の場合、ほとんどが絵画や彫刻の版画化ではあるけれど、それは単なる複製化ではない。絵画、彫刻で達成された表現の版画への置き換えによって、相互の表現上の差違の確認がなされているのである。