絵画買取のギャラリーホープ

 

デュビュッフェ

Jean DUBUFFET

 

 

1901年  

フランス、ルアーブルに生まれる。

1918年 

パリに出る。

1924年

一切の絵画制作をやめる。

1933年

制作を再開する。

1937年

制作を中断する。

1942年   

制作を再開、三度目の絵画への決意。

1944年 

最初の個展を開催。

1949年   

『生の芸術展』を開催。『生の芸術についての調査、研究にとりかかる。

1964年 

『生の芸術に関する研究書を出版。

1966年 

彫刻、オブジェの制作を始める。

今や伝説的な美術のムーヴメントとなったアンフォルメル、その先駆的存在がデュビュッフェである。彼が1945年に開催したリトグラフの展覧会がアンフォルメルの《基本的な糸口》を与えたといわれている。砕石、ガラス、コールタールなど、様々な物質を混ぜた油絵具による荒々しい地面のようなマチエールの上に、プリミティブな形態の人間像を引っ掻きによって描いた作品は、野生への憧れを物質とイメージとの受肉に託して提示したもの。そこには『文化的芸術』を呪詛し、芸術の教養で痛めつけられていない『生(なま)の芸術』こそが人間のありうべき姿という彼の認識がある。

デュビュッフェの版画はその当初からリトグラフが中心であった。フォートリエ同様、彼の場合も荒々しいマチエールは影をひそめ、ユーモアさえたたえた穏やかなイメージとなっている。