絵画買取のギャラリーホープ

 

松尾敏男

まつお としお

 

1926年

大正15年3月9日長崎市今籠町に生まれ、東京で育つ。
兄たちがみんな絵が好きという環境の中で絵を描き始める。

1943年 17歳の時、美術雑誌などで絵を見て感銘を受けていた堅山南風に入門。
1947年 第2回日本美術院小品展に「春容」が入選。
1949年 第34回院展に「埴輪」が初入選。
1951年 日本美術院院友となったのを機に翌年、4年間勤めた中央郵便局を退職し絵に専念。
1962年 第47回院展で「陶土に立つ」が奨励賞を受賞。
1963年 初期の頃は形を単純化した構成的な作品を描いていたが、この年頃から北海道の自然、生きものを素材に自己の内面を投影する幻想的作風に入る。第48回院展で「日蝕」が奨励賞を受賞。
1964 第49回院展で「野火」が奨励賞を受賞。
1965年 第50回院展で「高原」が奨励賞を受賞。
1966年 第51回院展で「廃船」が日本美術院賞・大観賞を受賞。
1968年 第53回院展で「鳥碑」が日本美術院賞・大観賞を受賞。
1969年 第54回院展で「北限」が奨励賞を受賞。

1970年

第55回院展で「樹海」が日本美術院賞を受賞。

1971年 日本美術院同人に推挙。第1回山種美術館賞展で「翔」が優秀賞を受賞。
1973年 この年頃からは次第に澄明、典雅な表現に進む。
1972年 「海峡」により芸術選奨新人賞を受賞など華々しい活躍で確固たる基盤を築く。
1975年 第60回院展で「櫂」が文部大臣賞を受賞。
1978年 第63回院展で「サルナート想」が文部大臣賞を受賞。
1979年 同「サルナート想」により日本芸術院賞と受賞を重ねる。
1985年 表紙原画展開催。
1987年 回顧展開催。
1991年 新作個展開催。(東京・大阪・横浜・京都島屋を巡回)。
1994年 日本芸術院会員となる。
近年はインド、中国、ギリシア、最近ではスペインなどにも取材し、現地の歴史や風土に想を得た作品を描いている。“白の境地”を大切にし、感動を素直に絵画化、特に牡丹で高い評価を得ている花の画家として知られているが、花鳥、人物、風景と作域は広く、水墨画にも挑んでいる。日本美術院理事・評議員でもある。